2010/05/10

イタリア映画祭、初体験

毎年、朝日新聞社主催でGWに開催されている
「イタリア映画祭」に初チャレンジしてきました。

昨年は、イタリア好きの方に影響を受けて
ナポリのカモッラを描いて議論を呼んだ
マフィア満載の「ゴモラ」を観たかったのですが。

チケットが飛ぶように売れる、とは露知らず・・・
余裕かましていたら即完売でした。

そうだよね、だって話題のイタリア映画がいち早く
鑑賞できるとなったら、見逃せませんよね。

ってことで、今年は抜かりなくスケジュールをチェックし
うるわしのキム・ロッシ・スチュアート主演の映画!
「ハートの問題」を観てきましたー!

原題は「Questione di Cuore」

























イタリア語の先生には、「映画」じゃなくて「キム」だけを
観てきたんじゃないかと疑われ(笑)・・・(若干アタリ)
ストーリーをゆってみろ、と確認までさせられた。

先生によると、本来「Questione di cuore」といえば
relationshipについて話す時に使われるそうですが
「ココロ」と「心臓」のdouble meanningだったと思う。

心臓に問題を抱える二人の男性が心を通わせていく
切なくて、ときどきおかしくて、温かい映画。

DVDが出たら、イタリア語の勉強のために!?
絶対買おう!と決めました。

キムさまの映画セレクトもいい感じです。
この方は美しいだけではありませぬ。

いや、しかし、この美しさは、どうでしょか。
(後半に注目)


2006年話題になった「家の鍵」(岩波にきてた)も
DVDでおさらいしようっと。

リスニングだけでイタリア語を勉強するよりも
アクション付の方が格段に覚えやすい!

もっとイタリア映画観たいし、テレビも観たい!
違法ダウンロード以外に良い方法はないものか。

2010/05/04

NEW:チステルニーノのスタジオ・アパートメント

チステルニーノの旧市街は、真っ白シロで
どこまでも入り組んでいて本当に迷路のよう。

と、ここでも旧市街の写真が撮影できてないことに気づく
つい近郊の街ばかり撮ってしまうので今年こそ!!!


どこからどこまで、誰の家なんだか、
どうやって分かるんだろう・・・
「俺んち、どこだっけ?」なんてこと
ないのかしら?(笑)

  とか

郵便はちゃんと届くのかいな・・・

  とか

つい余計なことを考えてしまうほど
住居空間と思えない不思議なところ。

そんな旧市街のアパートメントにステイできる
最新情報をアップしました!

「アパートメント・コンテ・ヴェルデ」

























かなりコンパクトで1~2名様までのアパートですけれど
迷路のような建築様式がステキな旧市街に泊まれるなんて
ちょっとスペシャル気分になれちゃいそうです。

週350~500ユーロでステイ可能。
二人だと一泊35ユーロ程度、安いです。

(「イタリアン・ヴァカンス」のサイトには
いずれ旧市街全体見取り図を掲載予定)



私が魅惑的ッ!と思ったのは・・・

旧市街のまわりには夜遅くまで営業しているバーが
いくつかあるんですが、コンテ・ヴェルデ泊だったら
飲んだくれても歩いて帰れる(笑)

朝食もカフェが近いから楽チン。
ロコと仲良くなれるチャンスも増えそう!

今年の視察が楽しみ♪
迷路で迷子にならないように、しっかり見てきます!

2010/04/30

視点を変えて感じる旅へ

観光地としてとても人気が高いイタリアには
もちろん見所がありすぎて一人分の人生では
時間が足りないくらいだと思います。

旅行費がかさむ、という点でも、済から隅まで
イタリアを知り尽くすのは絶対無理。

いくら欲張っても制覇できないんだったら、ユルく行きましょ。
せっかくだからヨーロピアンにでもなった気分で。
これは「イタリアン・ヴァカンス」のコンセプトでもあります。

東京と新潟しか知らないイナカッペ大将だった20歳の秋、
初めての海外旅行でローマに行きました。

お買い物が目的でもなく、観光したかった訳でもなく、
ただ、いとこがいるから・・・という理由だけで。
予習もなく行ったローマは圧倒的に「異国」でした。

人生でこんなに刺激的なことがあったのか!と
感激して涙するほど強烈な印象を残した旅行でしたが
今でも鮮明に覚えているのは観光地ローマではなくて
旅行によって価値観が変わった「自分」のことかなぁ。

今思うと典型的な観光スポットには全く行ってなかった。
カメラも持っていかなかった、そういえば。
アメリカも、そう。
MTVの番組にもなって今では有名なカリフォルニアの
ビーチサイドに半年間いましたが、観光はしてない。
写真も5枚くらい(笑)

他の国でちょこっと観光したことありますが、見ただけ。
そこで暮らす人がどんな人なのか、どんな生活をしてるか、
何にも見えなかった。
ちょっと寂しい。

だから有名スポットを転々と巡るより、その土地の人のペースで
リラックスすると楽しいんじゃないかなぁ、と思うの。

ルールばかり気にしていると、最終的には不満が残りそう。
ま、それが「また行きたい」につながることもあるんだろうけど。
もちろん「目的」がある旅行もいいと思うんですよ。

ただ、視点をちょっと変えてドシッと構えていると
その土地が見せてくれるものにふと出会える気がする。
発見と冒険は期せずしてやってくるのだ。

せっかく旅行に来たから「全部みる」じゃなくて、
怒涛の移動スケジュールを組まずに
せっかくだから「のんびり」してみるのもアリかと。

イタリアだから世界遺産みなきゃいけない、とか
それはぁ、えっと、あとで考えよう!(笑)
みたくなった時にみればいいさ。
いった時にみるんじゃなくて。

こんなワタクシですので、いわゆるガイドブック的な
アレもコレも、あんなのもこんなのも全部オススメ!とか
いわれちゃうと、かなり混乱しちゃうんですね(笑)
興味が失せるというか。

でも「ロンリー・プラネット」はストレートでいいと思う。
ズバリ書いてると思う。
















プーリア州の導入も「ズバリ」だった。
日本のガイドブックが絶対に書かないことが書いてあった。
それは読んでのお楽しみですよ。

さあ、さあ、みなさまはどんな旅がお好きかしら。

2010/04/29

トゥルッロ・カテリーナのガーデンを想う

東京もようやく心地よい春の日が訪れるようになりましたね。

自宅の猫の額ほどのベランダ(とも言えないような小ささですが)で
ひっそりと育てているローズマリーたちが、グングンと新芽を
伸ばしてきていて、かわいくてたまりません。

ローズマリーをみていると、トゥルッロ・カテリーナの敷地を
想い出してしまいます。

敷地内の小道に沿って美しく並ぶローズマリーたち。


















チステルニーノの地域は、基本肉食なのでローズマリーが重宝。

次回行った時に、肉を買ってきてローストなんてのもいいかも!
このローズマリーを少し分けてもらって。
もちろんオーガニックだし(笑)

2010/04/24

のんびりイタリアのペース

分かっちゃいるけど、本当に何をお願いしても
と・に・か・く
待たされるッ!!

こっちは東京ペースなもんで理解に苦しむこと多々ww

前回お知らせした新ヴィラ「Trullo Palma」の追加写真ですが
一向に到着しません!

「撮影にいくわ」「来週行こうかしら」とメイルは頻繁にきますが
ゆってるだけで全然行ってないでしょー、ママッ!!
※ママ=Trullo Caterinaの英国人オーナー・ジル

車で3分のとこやのに・・・

もう~そろそろ行く頃じゃないの?と思ったら
「今週末は息子2の誕生日だからナポリにランチにいくわ」
と、またまたノンビリな返事が。

息子2は両親と同居してないので(息子1は同居)
ママの愛が深く・・・ww

そう言われたら「いってらっしゃい」としか言えない。
あう・・・

ママが怖いくらい溺愛している息子2。




















勝手に写真のせちゃったけど大丈夫かな(笑)
怒られたら取ろ。