2010/10/09

Polignano a Mare ポリニャーノ・ア・マーレへ行くの巻①

前回の記事「グロッテ・ディ・カステッラーナへ行くの巻」にて
幻想的な洞窟を堪能したのち、大反省の無賃バス乗車で(笑)

目指すはFS線「モノポリ駅」、そして「ポリニャーノ駅」へ。


移動マップ再び ↓ ↓






















【行き】洞窟~(バス)~モノポリ~(FS線電車)~ポリニャーノ
【帰り】ポリニャーノ~(FS線電車)~チステルニーノ


洞窟から乗ったモノポリ行きのバス運転手が
一見強面なんだけれど意外と優しくて・・・
チケット買えなくてフリーズしてた日本人女子3名を
親切にもタダで!バスに乗せてくれたのでした。

モノポリの街まではオリーブ林が視界に広がり
その先にアドリア海が見え始めると
「あぁ、早く海にはいりたいよ~」
と胸が躍ったのでした。

そしてだんだん街らしい景色へと・・・



















ふと、私たちはあることに気が付いたのでした。
「このバス、一体どこに留まるんだろう・・・・・」
突然、不安が募るぅ!(っていうか、気づくの遅いし)

嫌な予感は的中・・・
バス停の終着駅らしきところで、乗客が全員降りはじめた。

「ここで降りるのかい?ここはどこだい?」

案の定モノポリの地図など持っていない私たちは
またしてもヨレヨレのイタリア語を駆使して
「ワタシタチ、駅にいきたいよ、駅、近い?」
と聞いてみる。

ティアドロップのサングラスかけた強面運転手が
「ペーラ、ペラーラ」とイタリア語で説明してくれるも
もちろん理解不能。硬直日本人。

すると、再び、「オッケー、オッケー、スタッツィオーネ?」
座ってろ!とシッシッと手で払いのけられたかと思うと
バタンとドアを閉めて、走り~出したよ~バッス~♪
どこに連れてかれるの~わたしたち~?♪

状況がよく把握できないまま、バスは進む、進む。

「ハッ!もしかして駅まで乗せてってくれるの?」

キャー!思いがけない親切!!!
っていうか、本当に良い子は真似してはいけません(笑)

「ホラ、ここ真っ直ぐ行けば駅だから!」
地図もなく困った日本人を、強面運転手さんが駅近くまで
親切にも乗せてくれたのでした。

日本のバスだったら、あーりーえーなーい!
いや、イタリアでもホントはありえないですよ・・・ね。




















「ありがとう~、ありがとう~、ありがとう~~!!!」と興奮の日本人。
バスを降りて記念撮影すると、若干ポージング気味の運転手(笑)

口数少ない人だったけど、無賃乗車の日本人3人をルート以外の
関係ない場所まで乗せてくれて、本当に感謝デス!
こういう人がいるから、またイタリアに来たくなるんだよね。

スッカリ感激した3人は運転手さんに言われた通りに
真っ直ぐモノポリ駅を目指します。




















かなり巨大でステキ風なホテルの廃墟が・・・すごい勿体無い。
買い取りたい(笑)

























キョロキョロしながら真っ直ぐ進むと、駅らしきものが見えてきた!!
ヤッター、「モノポリ駅」に到着!




















いやぁ~アタクチ、話しが長いッ!
でもいろんなことが勃発するので、ただの移動記録でも
長たらしくなってしまうのね~。

・・・ってことで、FS線に乗ってポリニャーノに到着してからは
ポリニャーノへ行くの巻②へ続く!!

結局①ではポリニャーノに行けずモノポリの話しでした。
失礼しました!






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