2010/10/06

Grotte di Castellanaへ行くの巻

今年の夏の視察で後半に参加してくれた友人たちと一緒に
世界一ゴージャス&長い!と言われる洞窟にいってきました。

プーリア州の中部は石灰岩のカルスト台地が広がっていて
カステッラーナ・グロッテという街にある鍾乳洞がとても有名。

ちょうど車で出かけるトゥルッロ・カテリーナのパパの運転で
ラッキーにもグロッテの入り口まで連れて来てもらいました。
イエイ!私は3年ぶりだわ!




















「グロッテ・ディ・カステッラーナ」
















ここの洞窟はコースが2種類。
1km(50分コース)8ユーロ/3km(2時間コース)13ユーロ

真っ白に浮かび上がる「白の洞窟」が見れるのは3kmコース。
なんだけど・・・さすがに、ここで2時間は後の計画に響く・・・
ということで、1kmコースを選択。
でもね、でもね、いつかは見たいよ、白の洞窟!

チケット売り場でお兄ちゃんに「英語のガイドはあと10分後だよ」と
教えてもらう。ちなみにガイドは「英語」と「イタリア語」しかない。

外はうだるような暑さだけど、洞窟の中はメチャ涼しいから上着必須。
さらに、水にぬれた鍾乳石の上を歩くからビーサンだとチョイ危険。
(それ、私)

来場者の写真撮影が許されているのは、ポッカリと天井に穴のあいた
洞窟の入り口のみ!(その昔はゴミ捨て場だったんだって)

ここから光が差し込んで、とっても幻想的なの!
元ゴミ捨て場なのにね(笑)

























ひとしきり撮影してから、さぁ出発!
英語ガイドなんだけど、イタリア語訛りで若干理解しにくいため
英国在住の友人に少し通訳してもらいながら中を進む。

長~い、長~い年月を経て形成されたつららのような鍾乳洞は
薄ピンクのように見えるところもあるし、表面が緑がかっていたり。
(えーっとなんでだっけ?説明をよく聞いてなかったの、反省・・・)

鍾乳洞の道は、狭くて太ってたら通れないような箇所もあれば
声がこだまするほど天井高く広がっている箇所もある。

さらに楽しいのは、ところどころに、自然が作ったアートがあって
バレリーナの足のように見えたり、マリア像に見えたり。
鍾乳石が形成される際に残された化石がキレイに見えるところや
ガイドがいろんなことを説明してくれるんですが、イタリア訛り(笑)

3kmコースに行けば、さらに真っ白な世界が広がるんだろうけど
1kmでも結構満足できます!あっという間の50分。
洞窟、おすすめです!

「あぁ、寒かった!ブルブルッ」と外に出るとモヤーンと暑い。
さてと、次なる目的地の「ポリニャーノ・ア・マーレ」へ出発だ!

洞窟に到着したとき、入り口付近で既にバス停を発見していたので
すっかり移動に関しては安心していた私たち。
観光スポットだけあって、バス停には時刻表が貼ってあるくらい。
(これプーリアではかなり珍しい)

どうやら、「Monopoli モノポリ」へ行くバスがあることが判明。
モノポリまで行けば電車FS線で目的地のポリニャーノまで一駅
よっしゃ、今日は行きもパパの車に乗れたし、交通運良さそう♪

こんな移動プランでしたの ↓ ↓ ↓


















しかし近くの土産物屋ではバスのチケットを売っていないと言う。
それは困ったわ。でも、バスの運転手から買えばいいわ。
なーんつて余裕かましてた私たち。

さ、さ、モノポリ行きのバスが来ましたよ。
ヨレヨレのイタリア語で「チケト、持てないよ、チケト買いたいよ」
と訴えてみたが、運転手が首を振って「ないない」とアッサリ。
ショック。

ガビーン・・・と硬直する日本人3人。
すると、運転手がしょーがねーという表情+ハンドジェスチャーで
「いいから、乗りなよ。どこ行くの?モノポリ?オッケーオッケー!」
・・・と、乗せてくれたー!

出たー!無賃乗車、アゲイン!(笑)
良い子は真似しないこと。

またやっちゃいました、無賃。
許されない日本人。

バスがグングン海に向かって平地へ降りていきます。
途中に広がるオリーブ林がプーリアっぽい。
このあたりもステキだわ~




















なんとか、モノポリまで行けそうで良かった、良かった。
タダだったし(笑)

しかし、この時は幸せすぎて、モノポリのどこに停車するのか
全く考えてもいなかったのでした・・・(またですか?)

(ポリニャーノへ行くの巻、へ続く)

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